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 近年、ネットワークや端末のデジタル化は急速に進展し、インターネットやデジタル放送で配信される映像・音楽・データなどを大型の高精細ディスプレイや個人のパソコンなどで楽しむ機会が増えています。このようなサービスをさらに高度化・多機能化するためには、FTTHに代表されるネットワーク・インフラとデジタルTV、パソコン間をシームレスに接続する毛細血管的ネットワークの開発と実用化が不可欠です。

 一方、わが国で発明されたプラスチック光ファイバ(POF)は、取り扱いが容易で、しかも高速・大容量の信号を低コストで伝送することができるため、このような毛細血管的ネットワークを実現する伝送媒体として有望視されています。既に、研究・開発では40Gbpsを超える超高速伝送が実証され、実用面では車載ネットワークや情報家電インターフェースへとその適用領域を広げています。また、大規模のマンションや病院などでもPOFネットワークの導入事例が増加しています。さらに、POFネットワーク分野に加えて、光センサーやディスプレイなど、各種のオプティクス分野においても有効に活かされると期待されています。

 本コンソーシアムは、このようなPOF の研究開発と普及促進を目的に、大学、POFメーカー、デバイスメーカー、総合家電、総合商社などが結集し、1994年2月に設立されました。以来、講演会やセミナーの開催、ICPOF(International Cooperative of POF) が主催する国際学会(International POF Conference)の運営及び支援、展示会への出展、国際標準化の推進、出版活動など、POFに関連する技術の開発と実用化を中心に、積極的に活動を進めてまいりました。

 2014年10月にはInternational POF Conference2014を開催したほか、今後さらにPOFの実用化・普及促進活動を進めると同時に、POFに関するハードウェアやアプリケーション、標準化など広範囲な内容をグローバルな視点で議論し、情報交換する場をご提供していきたいと考えております。

 つきましては、研究開発およびビジネスチャンスを広げるために、本コンソーシアムにご参加頂き、POFが築く豊な未来社会をより多くの皆様方と分ちあえることができれば幸いです。


【対象分野】

・ POFおよび関連するデバイス
・ 新機能性POF
・ 高速POFネットワーク
・ デジタル放送、情報家電などへの応用
・ 業務用、医療用センサー
・ ディスプレイ、照明
・ 規格化、標準化
・ マーケティング



【活 動】

・ POFコンソーシアム全体会議の開催
・ 講演会および一般公開セミナーの開催
・ 国際学会(International POF Conference)の開催および支援
・ POF普及推進のための出版・展示会参加
・ POFおよび関連するデバイス・システムの標準化活動の支援

【設 立】

 1994年2月

【役 員】

 会 長 小池 康博   慶應義塾大学
 副会長 当麻 哲哉   慶應義塾大学

  幹事 近藤 篤志   (株)KTグループ
  幹事 白須 賢治   矢崎電線(株)
  幹事 菅田 孝之   イーラムダネット(株)
  幹事 高木 信一   POFコネクト
  幹事 高橋 聡    POFプロモーション
  幹事 瀧塚 博志   慶應義塾大学
  幹事 当麻 哲哉   慶應義塾大学
  幹事 中村 一己   三菱レイヨン(株)
  幹事 平瀬 英成   旭硝子(株)
  幹事 吉村 宏一郎  本多通信工業(株)
 
  監事 中村 孔三郎  イーラムダネット(株)


【参加費】

 入会金  25万円
 年会費  10万円(初年度は無料)



【連絡先】  

 〒223-8522 横浜市港北区日吉3-14-1 慶應義塾大学理工学部小池研究室内
 POFコンソーシアム事務局
 e-mail:pof@appi.keio.ac.jp   tel:045-566-1598
 URL http://www.pof-con.org/


                               
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